両親を説得して一緒に出かけたマウイ。1歳になったみっちゃんを連れて、7人での家族大旅行。
両親の説得
親孝行しようと、数ヶ月前から旅行に行こうと両親を説得し続けた。最初は、「ハワイなんて、とても行けるとこじゃない」と言っていた父も、私が田舎へ帰る毎に、また電話する毎に説得し続け「よし、行ってみようか」に気が変わった。父はマウイのおばあちゃんに会うのが楽しみのようだ。母は「腰が痛い痛い」と言って、出発の一週間前まで「やれんやれん」と言って私達に気をつかっていた。それでも、私が「飛行機のチケットを購入しているから、キャンセルしても半額しか返ってこないよ。それにお父さん一人じゃ迷子になるよ」という言葉に少しは納得したみたいで、やはり最後はお金の事になると、さすが女という感じがした。どうやら、こうやら納得した両親、出発までの買い物は母の方がどうも楽しく買い物をしていたみたい。
1才のみっちゃん
今回のハワイ旅行には、次女のみっちゃん(1才)を連れて行くので、国内の移動はなくそうと広島発着のチャーター便を利用した。丁度タイミングのよいチャーター便があることを知りこれに決め予約する。両親は初めてのハワイということもあり、いろいろな所を見て回りたいらしく、丁度手ごろなツアーがあったので、これに参加させる。私たち家族はオアフ島までの往復航空券を買う。いよいよ出発の日。リュックには、1才のみっちゃんのおしめがギッシリ。それにクッキー。みっちゃんの荷物ばかり。せめて帰りの荷物の中は、私達の物を入れて帰ろうと、妻とお互いに言う。(笑)
1日目
広島空港を夕闇の迫る頃、離陸。一路ハワイへ。
時差ボケの中、ハワイに到着。両親は初めてのハワイで感激しているようだ。ここから、両親はパックツアーでハワイ島へ。私達はマウイへの航空チケットを購入する。飛行機から見るマウイの渓谷が記憶をよみがえらせる。到着後、空港隣のハーツレンタカーで車をレンタルし一路キヘイへ向う。久しぶりの右側通行で、チョット緊張。キヘイは初めて訪れた所だけど、とても涼しくてよいところ。なんでも、ハレアカラから吹き降ろす風の為とか?
予め予約していたコンドミニアムに入ったのが、午前10時。チョット早すぎて、まだ、部屋の掃除が終わっていないので、2時間程何処かへ遊びに行ってくれと言われる。「皆疲れているから、何処か替わりの部屋で休ませてくれ!」と言ったら、気安くOKしてくれ隣の部屋で休ませてくれた。もちろんチップは沢山弾む(感謝!)
子供は3人ともダウンでベットに入るや否やスヤスヤ。考えてみれば、16時間の移動をしたのだから、ちょっとハードだったかも。
それにしてもフロントの人に、「日本からこんなに早く来るなんて!?」と言わた。考えてみるば、リュック一つでスーツケースもないし、空港を出るとき、「荷物はそれだけ?」と数人に聞かれた。マウイへの乗り換えも1番に済ませて、何もかもが早すぎて、ホテルに早く着いた。
2日目
マウイに着いてしたいこと。やはりハレアカラに登ってみたい。それも早朝に登って朝日を見たい。という気持ちがあったが、目が覚めたらもう昼前。早速準備して、ハレヤカラへのドライブとなる。
軽装備で来た家族は、着るものが無いので早速購入。1つ買うとアレコレと次から次へ。歯ブラシ、ヒゲ剃りまで買ってハレアカラへ行く。
長女が「おとうさん。雲が綿菓子みたいで手が届きそう」と言うから、そういえば「雲に手の届く所へ来るのは初めてか?」と思いながらドライブ。
自然が沢山残っていて、道路は広いし、皆のんびりしているし、暖かいし、何もかもスケールが大きくてとっても良いところ。シルバーソードの花が咲いているのを見て感激する。
コンドミニアムへの帰り道、夕食の買い物をする。ビールにロブスター、アイスクリームにケーキと、そして日本では高くてなかなか食べれない、パパイヤを沢山買い込んで帰りる。ロブスターも美味しかったけど、パパイヤはもっと美味しかった。朝、昼、夜と毎回食べる。
3日目
Kマートへ買い物へ行く。スケールの大きさにビックリ。安くて品物が沢山あり、あれもこれもと買い込んだら、日本へ持って帰るのに大変な事になる。入れ物が無いのに気付き、スーツケースの一番大きいのを買う。いつもこの調子だから、我が家にはスーツケースが沢山ある。
カフマヌショッピングセンターでも買い物。私の物は何ひとつ無いのに気付く。丁度コンピューターソフトを売っているお店があったので、ソフトを何枚か買う。中でも「Freddi Fish」 というソフトは子供達に大人気で、今でも我が家に近所の子供達が集まって、コンピューターで遊んでいる。
4日目
ラハイナへ遊びに行く。
今日は、両親がハワイ島からマウイ島へ来る日。丁度シュガートレインに乗り込もうとしたら、偶然にも両親に会う。両親達は東から西へ乗って来た。(これが普通なのか?)私たちは、西側の駅から乗り込む。このシュガートレインは長男がとても楽しみにしていたので、やっと長男にも面目が立つ。
帰りに両親の宿泊するウエスティン・マウイへ立ち寄る。両親の部屋をノックすると父がいた。母は私達が来るというので1階に降り丁度すれちがいの様。(後で知ったのだが、買い物をしてたとか…….?)それにしても、何と眺めの良い部屋だろう。実はハワイまで来て山側の部屋では可哀相と思い、前もって海の見える部屋でハイフロアーを予約しておいた。元気そうな両親を見て安心する。また、両親も3人の孫を見て安心したよう。
5日目
午前中Kiheiの海でのんびり遊ぶ。今日は1才のみっちゃんを中心とした行動をする。
夕方、マウイ最後の夕日を見に浜辺へ。とっても奇麗だった。
帰国の日
ホテルを朝4時にチェックアウトして、空港に向かう。まず車をハーツレンタカーに返して空港へ。
オアフ島までのチケットを購入し飛行機に乗り込む。丁度上空に上がったとき、朝日が後方よりまぶしく差し込んで来る。マウイの渓谷を後にオアフ島へ到着。後は日本へ帰る手続きだけだが、ハワイ空港税を日本で払って来ていたのに、航空券のTAX欄にチェックが無いという行き違いがあり思わぬ時間がかかる。何とか事無きを得て一路日本へ。
お土産
Kiheiのスーパーで、棚に置いてあるコーヒー豆を左端から右端まですべて買う。帰りのスーツケースは重かった!
旅行データ
行き先 ハワイ(マウイ島)
期 間 1995年9月21日から6日間
家 族 パパとママ
ぴー (6才)
ふみくん (3才10ヶ月)
みっちゃん (1才4ヶ月)
両親
宿泊先 カマオレサンズ