マウイ7 ハナハイキング

目的地の天然プールへハイキング。リュックに水着を抱えいざ探検。ハイキング途中にマングースに出会ったり、そこに育つ天然のクレソンやグアバの実を食べたり、子供たちはキラキラと目を輝かせた。

モロキニ島
何時も泊まるキヘイのコンドミニアムから見る光景にモロキニ島がある。前々から、子供達が大きくなって一緒に楽しめるようになったら、そのうち行ってみようと思っていたが、今回、やっと連れて行く機会を得た。

マウイ7

子供達は朝6時に起きるのもためらわずに、楽しみにしていたモロキニ島への準備する。コンド前でピックアップしてもらい船が出るマアラエア湾へ行く。

今回お世話になるプリンスクヒオ号には、すでに100人くらいの方が乗船していた。早速、我が家族も乗り込んで出発。船内では朝食に飲み物とサンドウィッチのサービスが始まっていた。クルージングをしながらの朝食はとても美味しい。

マアラエア湾を出発して約50分、モロキニ島へ到着。船の2階のデッキから下を見下ろすとサンゴの上を魚が泳いでいるのがよく見える。楽しみが一層増してくるのがわかる。子供達もマスクと足ヒレを付けて海の中へ入った。
海の中は想像以上の世界。沢山のサンゴと色とりどりの魚は私達の予想をはるかに越えた素晴らしい世界だった。

子供たちもシュノーケルの呼吸方法に慣れるにつれて海中の中を覗く時間が多くなる。一緒に泳いでいても余裕が出て来たのがよくわかる。そうこうしていると海中を伝わって、「お父さん!!カメ、カメが泳いでいるよ!」の声が聞こえた。ホントです!。キレイなサンゴの上を、まるで「よく来たね。こっちへおいでよ!」と手招きしているかのように見える。みんな自然にカメの後をついて泳いでいた。
サンゴと色とりどりの魚達に囲まれながら何分泳いだだろうか?船に上がって下さいの案内があり、子供たちは「もっと居たいよ~」のブーイング。でも、「楽しかったね。また来ようね。お父さん。」 「うん、また来よう。」 ・・・

親の心配をよそに、子供たちは何時の間にか自分で楽しみ方を覚えていた。コンドに帰ってスヤスヤと寝ている子供達を見て、また一回り大きくなったなと思った。

ルアウショー
ルアウショーに惚れて再びラハイナのOLD LAHAINA LUAU を訪れた。前回の雨によるキャンセルと違って、今日はとっても良い天気。
入り口では予約の確認とウエルカムドリンクのサービス。マイタイやチチの美味しいドリンクですっかりいい気分になってしまった。
ここ、OLD LAHAINA LUAUの前は海が広がり夕日が沈もうとしている。さらに、ハワイアンの生演奏もあってムード満点。
バナナの葉に包まれて土の中からブタの丸焼きが掘り起こされる。
いよいよ、ショーの始まり。ハワイ独特の踊りに酔いしれて時間が経つのも忘れて楽しんだ。
外でショーを見ながら食事をするのはとても楽しい。
ハナハイキング
今回の旅行はハワイ島に行こうと考えたが、ハナで自然を満喫できるハイキングが出きることを知り、再びマウイ島へ行くことになった。
子供たちもすっかり大きく成長し、今回で3度目のハナへのドライブ。ワイニングロードを取り囲む自然の花々が何時も出迎えてくれる。冬とはまた違う黄色いハウの花が咲き乱れ、香り高いジンジャーなどを見つけることができた。事にキングカメハメハの花を見つけたときには、ここにまた訪れたことの嬉しさが込み上げてきた。
この地一帯は、雨がとても多くて潤いがあり、滝や岩清水の落ちる場所に立つと、自然の美しさを一層感じることができる。
いよいよ目的地の天然プールへのハイキング。水着をリュックに抱え、いざ探検ーー。
ハイキング途中にマングースに出会ったり、そこに育つ天然のクレソンやグアバの実を食べたりして、子供たちはキラキラと目を輝かせてた。
天然プールで楽しんでお腹も空き、ランチやこの季節でしか味わえないマンゴをマウイの空気と一緒に美味しく頂いた。
ハイキングの帰り道、ハレアカラの裾野や溶岩の流れた雄大な風景を目の当たりにして、子供たちも歓喜の声をあげていた。
大自然の中に、私達家族だけが立っていた。

ハレアカラSUNSET
ハレアカラに上がる途中、私達は何時もサンライズ・マーケットで食料を調達する。ここのサンドイッチはオススメです。
場所は377号線から378号線に入ってすぐ左側。
店の裏手にはプロテア・ファームがあってとてもキレイな花が私達を迎えてくれる。時間に余裕のある方は是非お店の裏に廻ってみてほしい。キレイな花は必見!この営業時間は7:00~16:30まで。Sunsetの時刻に合わせて出発すると、ここのお店は閉まっている。お店の閉店時刻もスケジュールに入れて行動すると良いです。

国立公園の入り口で$10(1週間有効)を支払って1マイルほど走ると、国立公園管理事務所がある。ここでは、ハレアカラの地図や山頂の天気の様子を聞くことができる。トイレもあります。
今回は、運良くシルバーソード(銀剣草)が花を付けた姿を見ることができた。
また、ハワイ州の鳥、ネネ鳥も私達を歓迎しに出て来てくれた。
Kiheiのコンドミニアムから1時間30分。頂上が見えてきた。あともう少しで10,023フィートのレッド・ヒルの丘です。

山頂からの火口内の景色です。
大小11個の火口丘があります。

マウイ7

また、はるか向うには、ハワイ島のマウナ・ケア山とマウナ・ロア山が見えています。
18時30分。山頂の駐車場から見る太陽は、夕日と言うには程遠いです。駐車場には10台ばかりの車が止まっていたが、どの車もこの後に訪れるとてもキレイな夕日を見ようと来ています。
車の外はビュービューと音を立ててスゴイ風!。コンドから拝借した毛布とベットカバーを見にまとっても、その寒さは想像以上です。子供たちも寒い寒いを連発しては車から出たり入ったりしている。写真を撮ってはブルブルと振えて車に戻ること数回、後は太陽が沈むのを待つだけとなった。
それにしてもみんな頭の髪の毛は静電気のパチパチという音がスゴイ!!。

さぁ、いよいよクライマックスの瞬間がやってきました。
後方に見えるハワイ島のマウナケア山にある展望台が夕日に照らされてよく光っている。
夕日は一段と大きくなっていきます。まるで、「明日もまた元気で顔を出すよ!」と言っている様にも思える。
夕日が沈もうとするとき、辺りはそれまでガヤガヤと騒がしかった声も、一瞬シーンと静まり返った。
先ほどまでの寒さも忘れて、みんな夕日の沈むのを見つめています。海抜3,055mからの夕日はとても印象に残る光景だ。
とってもキレイ!!

夕日が沈んだ後、それまでの寒さを忘れていた人達が我に返り、徐々にその寒さを思い出す。みんな足早に車に掛け込んでいた。車の中ではヒーターを入れた。ハワイの車にもヒーターが付いてて良かった (笑)

夕日が沈んだ後、辺りは暗くなっていきます。
子供たちに、「夕日はどうだった?」と聞くと、「寒かった!」の返事。でも「キレイだった」とも言ってくれた。
あの夕日はきっと思い出になる事だろうと思っていると、そんな親の思いをよそに、子供たちは、「次は誰が一番星を見つけるかしよう!」と、いつまでもハレアカラを楽しんでいる様子。
ハレアカラからの帰り道、一番星をみんなで見つけて楽しんでいた。
...「お父さん。星ばかり見てないで、ちゃんと運転してよ!」
無事コンドまで帰って来た。
持参したペットボトルが気圧の関係でしぼんでいた。
ぐるっと西マウイ
今回のドライブでは全てが舗装されていた。ワイルクから時計の反対廻りで走行したが、道幅は相変わらず狭く、車一台しか通れない道が続き対向車のすれ違いには気を使う。
カハクロアの村の手前で、前を走行していた車と対向して来た車が衝突事故を起こした。丁度カーブで右側は崖淵。もう少しで大事になるところだった。この先一層気を使ってドライブすることになったのは言うまでもない。
道路のあちこちには落石がある。また、事故を起こしてもこのルートは保険の対象外なので、ドライブされる方は気を付けてドライブしてください。

伝統的なハワイアン生活をしておられるカハクロアの村。ここへは許可がないと入れない。子供たちが大きくなって学習できるようになったら、訪れてみたいと考えている。
西マウイをドライブすると、断崖絶壁が数ヶ所ある。ガードレールもなく、車を止めて眼下を見ると足がすくんでしまう。
途中、石は中が空洞になっていて、叩くと不思議に響くベルストーンがある。
大小の願いが込められた石が沢山あります。
持ち帰らないようにしましょう。

マウイ島の西の島、モロカイ島が見えてきた。
断崖絶壁をドライブして来た。

途中通りかかったビーチで、偶然取ってきたばかりの魚を移し変える光景を見た。
子供たちと一緒に、飛び跳ねる魚の勢いにビックリ。マウイでの漁獲の光景は始めて。

カパルアの手前にある、とてもキレイなホノルア・ベイ。沢山の人がスノーケルを楽しんでいた。
パイナップルを一杯に載せたトラックに出会う。トラックの後ろを走行しているとパイナップルの甘~い香りが車内にまで香って来た。
今回もドキドキのドライブだったが、目に映った光景は自然そのもので、もう一度廻ってみたい場所です。子供たちも、ドキドキの狭い道、ピチピチ飛び跳ねる魚、ニコニコのパイナップルの甘い香りなど、思いっきりENJOYのドライブだったよう。

行き先 ハワイ(マウイ島)
期 間 2000年7月20日から12日間
パパとママ
ぴー     (10才)
ふみくん   (8才)
みっちゃん (6才)
宿泊先 ルアナ・カイ
レンタカー バジェットレンタカー
飛行機
行き 広島 JO466 17:00 → ホノルル 5:55 ホノルル AQ20 7:05 → マウイ 7:40
帰り マウイ AQ24 6:10 → ホノルル 6:46 ホノルル JO095 8:30 → 広島 12:10

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